スポンジケーキがうまく膨らまない理由とぼそぼその原因は何?

デコレーションケーキ マンゴー&苺

スポンジケーキは、ケーキ作りで一番難しい!?誰もが一度は失敗するケーキかと思います。

でも、うまく膨らまない理由やぼそぼその原因を知ることで、しっとりふわふわなスポンジケーキが作れますよ!

また、自分にあったレシピを見つけることも大事です。わたしはスポンジケーキを焼くのがかなーり苦手でレシピを変えては何度も何度もスポンジケーキを焼いてはその度に失敗してきました。苦笑

でもそんなわたしが1回で成功したレシピがあるので併せてご紹介しますね。

スポンジケーキがうまく膨らまない理由は何?

スポンジケーキはとても繊細で、少しのことで仕上がりが全然違ってきます。スポンジケーキがうまく膨らまない理由としては下記のようなことがあります。

▶ 手際が悪い

卵と粉を合わせるときや、バターを入れるときなど手際が悪いと生地に影響してきます。

レシピをある程度頭に入れておいて、材料もすべて用意しておきましょう。

▶ ボウルなど調理器具に水滴がついている

ボウルやヘラなどに水滴がついていた場合はスポンジケーキが膨らまない最大の理由ともなります。調理器具の水滴チェックは忘れずに!

▶ 小麦粉はしっかりふるいにかける

小麦粉はふるっておけば良いでしょう!?という感覚ですと、ふるい方が足りません。
3回はふるいにかけておきましょう。

▶ 混ぜ方が足りない

ケーキのレシピ本では、大抵生地の混ぜ方について「さっくりと混ぜましょう。」と書いてありますね。

これに意識が行ってしまい、結果、混ぜ方が足りなくて膨らみが悪いケーキになってしまいます。

ボウルの底から生地を持ち上げて「の」の字を書くようにして混ぜ合わせます。

▶ 混ぜすぎ

ホットケーキミックスを混ぜるようにぐるぐると練るように混ぜ込むのは御法度です!

▶ 卵が冷たい

レシピによって卵の扱いは様々で、共立て、別立てで常温に出して奥か、冷蔵庫から出して冷たい卵を使用するのか変わってきます。

(わたしが最近お気に入りの卵白を泡立てメレンゲに卵黄を加えて再度泡立てていくレシピは使用直前まで冷蔵庫!と書かれています。レシピにかかれている通りにされるのが一番です。)

▶ オーブンの温度が低い(予熱が大事!)

焼きの際にオーブンの温度が低いと膨らみに影響してきます。余熱は実際に焼き上げる温度より30℃高めにしておき、焼き始める際に戻します。

▶ 卵はしっかりと泡立てる

卵は白っぽく濃度が出るまで泡立てます。泡が見えているうちは泡立てが足りません。

濃度が出てハンドミキサーを持ち上げたときにゆっくりと落ちて文字が書けるくらいになるまで泡立てます。

想像以上の泡立てになると思いますが、最初は卵の泡立てが甘くて、失敗するケースが多いです。爪楊枝がさせて立つくらいまでです。

▶ オーブンを途中で開ける

生地が膨らんでいる途中でオーブンを開けてしまうとオーブン内の温度が下がり膨らんだスポンジがしぼむことがあります。

オーブンに入れてから最低でも20分くらいはオーブンを開けないようにしましょう。

▶ 焼き縮み防止

焼きあがってオーブンから出したらすぐに30センチくらいの高さから型ごと落とし、焼き縮みをふせぎます。

スポンジケーキのぼそぼその食感は何が原因?

ぼそぼそのスポンジケーキほど、残念なことはないですよね!

きれいにデコレーションしても、ぼそぼそのスポンジケーキでは食べたときにテンションがだだ下がりです。

上記のぼそぼその原因を排除してキメの細かいスポンジケーキに仕上がるように参考にしてみて下さい。スポンジケーキがぼそぼそになる原因は上記の「膨らまない理由」とも重複します。

特にぼそぼそになる原因は混ぜ方が足りない、卵の泡立てが足りない、小麦粉のふるいが少ない、あたりですが、

その他には砂糖を減らしたりすると仕上がりに影響します。

▶ 砂糖が少ない

甘さ控えめにしたいから、と、お砂糖の分量を減らしてしまうとぼそぼその原因となってしまいます。

砂糖には生地をしっとりさせる役割もありますからレシピの砂糖の分量を守りましょう。

もし砂糖を減らしたい場合は、はちみつでも大丈夫です。

レシピの砂糖大さじ2~3程度を、はちみつ大さじ2~3にすればよいかと思います。

スポンジケーキがぼそぼそ、何度も失敗したわたしの経験での原因とは?

スポンジケーキの焼き上がりがぼそぼそだった理由をわたしの経験で言わせていただくと・・・

スポンジケーキを焼いてぼそぼその残念な焼き上がりになった時、それはスポンジケーキを焼くのがまだ初心者も初心者だったころですが、

みんなが口をそろえて(どのレシピブックでも)、スポンジケーキは生地を混ぜすぎちゃダメ!というのでビビッてちゃんと混ぜることが出来ず、粉が混ざりきらないままに焼いていたからでした。

混ぜすぎちゃダメ!と言われますが、だからと言ってちゃんと混ぜないのはもっとダメじゃん!!と、気付いたのでした。

ホットケーキの生地を混ぜるようにぐるぐると混ぜるのはダメですが、泡立てたメレンゲ(卵)の泡をつぶさないように気を付けつつ、さっくりと混ぜるのは大事、そしてしっかり混ぜるのことが重要です。

しっとり美味しいスポンジケーキを作るコツとは?

スポンジケーキのレシピには卵を泡立てる方法として、共立て、別立てがあります。共立ては全卵を泡立て、別立ては卵黄と卵白を別々に泡立てます。

しっとりとしたスポンジケーキが作りたい場合は共立てで作りましょう。

と聞くことは多いです。また、お砂糖は上白糖を使用するとさらにしっとり仕上がります。

しかし、わたしの場合、実はなぜか共立てでのスポンジケーキは失敗する確率が高いのです。

どんなにレシピ通りにやってても失敗率が高いです。(もしかしたら自分でレシピ通りやっている!と思っているだけなのかも知れません)

しっかり混ぜることをして、ぼそぼその原因を今回はクリア出来てるぞ!と思ったら全然膨らまなかったり・・・共立ての方法やレシピを変えたりといろいろ試すもさらに焼き上がりが悪かったりで。

そんなときに出会ったのが卵白を泡立てたメレンゲに卵黄を入れて泡立てて・・・というレシピでした。このレシピで焼いた時、初めて1回でふわふわのスポンジケーキが焼けたのでした。しかもしっかりしっとり感も出せました。

失敗したことがないスポンジケーキのレシピ、わたしの場合

スポンジケーキ

これまで共立てのどんなレシピを試しても失敗してきたわたしが、初回で成功して、さらにはお店のようなスポンジケーキに仕上がり、はじめて納得のいくスポンジケーキができた方法なので、わたしのように失敗続き・・・という場合は一度別立てで、そしてこのレシピでスポンジケーキを焼いてみることをおすすめします。

レシピはクックパッドのこちらのレシピをおすすめします。

Cpicon ◆しっとり・ふわふわ*ミルクスポンジ◆ by まれ子

まれ子さんのスポンジケーキレシピにココアスポンジもありますよ。わたしはいつも24cm型でスポンジケーキを焼くのでどちらもレシピの倍量で焼いています。

焼き上がりすぐはスポンジケーキの周りなどが少し硬いように感じても、寝かせるうちに落ち着いてきてふわふわになってきますので大丈夫です。(焼き上がり後すぐに周りがごわついているような気がして、わたしはいつものように、あ~また失敗。なんて思ったのですが、寝かせてびっくり!カットするときはどこもふわっふわになってました。)

わたしはいつも百均に売っている野菜などを保存する保存ポリ袋に入れて保存しています。

さいごに

スポンジケーキは1日寝かせるのもしっとりさせるポイントです。シロップを塗って寝かせると、さらにしっとりとしたスポンジケーキになりますよ♪シロップは18cm型でグラニュー糖5gを熱湯5ccで溶かし、10ccの洋酒を加えて作ります。(洋酒は無くても大丈夫です。)

洋酒なしの場合は、フルーツ缶詰のシロップをそのまま使用する方法もあります。

スポンジケーキが上手に焼けるようになって、ついに「もうケーキをケーキ屋さんで買う必要がなくなった!!」と思えました。自分が食べたいケーキや家族にリクエストされたケーキを好きなように作ることが出来るって幸せです。^^



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする