熱中症に気付きにくい子供の場合は症状に合わせた対処法を知っておくと、早目に気付けることができ軽症で済みます。
子供の熱中症の症状と対処法を紹介します。いざという時に備えておきましょう!
熱中症の子供の症状とは?
▶ 熱中症軽度の症状
・喉が渇いている
・いつもより元気がない
・口数が少ない、話さない
▶ 熱中症中度の症状
・おしっこの量が少ない
・汗をかきにくい、少ない
・口の中が渇いている
・ぐったりしている
・ゴロゴロと横になってばかりいる
・嘔吐する
▶ 熱中症重度の症状
・水分を摂りたがらない
・水分を摂っても吐いてしまう
・尿が出ない
・皮膚が乾燥してカサカサしている
・暑くても汗が出ない
・体温が40度以上
・意識がない
・けいれんを起こす
熱中症に子供がかかった時の対処法はこれ!
▶ 熱中症軽度・中度の対処法
・涼しい場所に移動する
・シャツのボタンを外し楽にさせる
・濡らしたタオルで体を冷やす
・水分を少しずつ飲ませる
▶ 熱中症重度の対処法
重度の場合は、すぐに医師の手当てが必要です。
重度の場合の対処法は、病院へ向かうまでに私たちが出来る対処法としてご紹介します。
水分がとれないほどの重度の熱中症症状では、まずは体を冷やすことです。
冷たいタオルを
・首のつけ根
・脇の下
・もものつけ根
に当て、体温を下げてあげましょう。
軽くうちわなどであおいで風を送ってあげます。そして必ず病院を受診しましょう。
子供が寝ているときも熱中症に注意!
子供は寝ているときにも大量に汗をかきます。しかし、「いつものこと」で済まさず、
汗を大量にかいているのに、水分をあまりとっていないようであれば、起こして水分補給させることも必要になってきます。
そしてお昼寝から起きたときにも水分補給させましょう。
公園遊びやお出かけなどで汗をかいた日には、良くお昼寝している♪ではなく、もしかして具合が悪いのでは?と、気にしてみてくださいね。
良く寝ていると思ったら汗を大量にかいてぐったりしていた、というケースもあります。
また、日中たくさん遊んで、家に着いたとたんにご飯も食べずに寝んね!なんてこともありますよね。
そんな時も要注意です!
こういう場合は疲れ切っていて起こしてもなかなか起きないものですが、ご飯は食べなくても、水分はしっかりとらせましょう。
そのまま寝てしまうと、また寝ているうちに脱水症状がどんどん進んでしまいます。
さいごに
子供の相手をして遊んでいる大人も一緒に熱中症には気をつけましょう!
特に、小さな子供の相手をする毎日の中で疲れが溜まっていたりすると熱中症にもかかりやすくなってしまいます。
大人も水分補給を忘れずに!また、眠れるときはしっかりと睡眠をとることも大事ですよ!