家具のカビの取り方と臭い対策そしてカビの防止方法をご紹介

家具のカビ対策

梅雨の時期、結露の時期は、カビの発生が気になりますね。ベッドや食器棚などにカビが生えてしまうと、健康被害も心配です。

家具にカビが生えてしまった際の取り方や臭い対策でカビ対策を心がけましょう。カビが生えにくくなるカビ防止方法もご紹介します。

家具にカビが生えた時のカビの取り方とポイント

逆性石鹸でカビを除去する方法がおすすめです。

逆性石鹸は、石鹸とはいうものの洗浄力はなく、主に殺菌が目的で使用します。

あまり聞きなれない逆性石鹸ですが、薬局で販売されている「オスバンS」などがあります。

>>> オスバンS

200倍に薄めて使用するので経済的で惜しみなく使用できますよ。

また、濡れティッシュなどにも使用されているので安心して使用できます。

家具のカビを取る方法は、200倍に薄めた液をスプレーするのですが、

直接スプレーするとカビが周囲に飛び散ってしまいますので、キッチンペーパなどをそっとカビの上一面に置いて、その上からキッチンペーパーが適度に湿るくらいスプレーするのがポイントです。

そして、すぐにキッチンペーパーでカビの面が外側に来ないようにカビが飛び散らないようにうまくカビをふき取っていきます。

そして全部のキッチンペーパーでカビをふき取ったら最後に直接スプレーを吹きかけて全体を拭き取ります。

掃除機でカビを吸い取る方法もありますが、掃除機の排気でカビが飛び散るのでおすすめできません。

良く晴れた日に、家具を良く陰干しします。その後は1週間ごとに薄めた逆性石鹸を直接家具にスプレーしてふき取ることを繰り返します。

カビはなかなか根本的に除去するのは難しいため、定期的にスプレーすることでカビが再発するのを防ぎます。

高級桐ダンスや婚礼家具は、購入店や専門店で相談しましょう。

家具がカビ臭いときの3つのおすすめ臭い対策

カビをしっかりとふき取っても、根本的にカビを除去することができないのでどうしてもカビの臭いが残ってしまいます。

そんな時に手軽にカビの臭い対策ができるものをご紹介します。

▶ お茶がら(緑茶や紅茶)

お茶の出し殻を良く乾かして使います。お茶には殺菌効果、消臭効果があるうに、良く乾かしたお茶の出がらしは湿気も吸い取ってくれます。

ザルなどに入れたお茶がらを良く天日干しにして、乾燥したら使い捨てのお茶パックに入れ、家具の中に置いておきます。家具の大きさや引き出しの数に合わせて何個かおいて置くと良いでしょう。

▶ コーヒーかす

ホテルのロビーや喫茶店などで、灰皿に使用されているのを見かけますが、コーヒーの出がらし豆もカビの臭い対策に使えます。こちらもよく乾燥させる必要がありますが、消臭効果と除湿効果がありますよ。

乾燥させたコーヒーかすも、だしパックに入れると使いやすいです。

また、熱湯消毒して良く乾かしたジャムなどの小さ目の空き瓶に入れ、だしパックを切り広げたものなどを蓋にし、輪ゴムで止めて置いても良いです。

▶ 備長炭

備長炭はホームセンターなどで手軽に購入でき、置くだけなので簡単です。

家具にカビが生えないようにする5つの防止策

冬の結露、梅雨の湿気の多い時期には、しっかり対策をしていないと、あっという間に家具の裏側がカビだらけ。なんてことになってしまいます。

きちんとカビ対策をしてカビを寄せ付けない空間づくりをしましょう! 

▶ 常に換気する

湿気が多い時期は、キッチンの換気扇やお風呂の換気扇、トイレの換気扇を常に回すようにしましょう。

換気扇の電気代は全部フル稼働したとしても月に数百円ほどです。

▶ 扇風機や除湿器、エアコンを活用する

室内に洗濯物を干しているときなどは特に、扇風機や除湿器で湿気対策をしましょう。扇風機で空気の流れを作るだけで全然違います。

▶ 家具をピッタリと壁にくっつけない

家具は壁や隣の家具にピッタリくっつけるのではなく、後ろ、両サイド5cmは明けて空気の流れを作ります。

通気をよくして湿気を逃がすことでカビが生えにくくなります。

▶ ホコリをきれいに掃除する

ホコリはカビの大好物!これに湿気が加わればあっという間にカビが繁殖してしまいます。湿気の多い時期はホコリを溜めないようにすることが大切!

▶ 物をいっぱい詰め込まない

クローゼットやタンスに洋服をいっぱい詰め込んでおくこともカビの原因になります。洋服が湿気を溜め込み、洋服にもカビが生えてしまう原因となります。洋服のかび臭いような嫌な臭いの原因ともなるので気を付けましょう。通気性を保つのがポイントです。

また、今までカビが生えたことがある家具は、油断しているとすぐにカビが再発します。再発防止のため、一週間に一回は逆性石鹸スプレーで予防しましょう。

まとめ

一度家具にカビが発生してしまうととてもやっかいです。

カビが生えた後はしっかりとカビを取り、その後も定期的にしっかりと逆性石鹸スプレーで予防して、カビ防止対策で先回りして防止してくださいね!

予防次第で嘘のようにカビが生えなくなりますよ。



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