ぶどうは洗わないで食べれるのか&洗い方と洗剤や重曹を使う方法

皮を食べる果物も皮をむいて食べる果物も、洗わないと気が済まない!と、日本では基本的に果物も洗う習慣がありますね。

ぶどうなんかも、一粒一粒こすって洗ってみたり・・・ブドウは種類によって皮ごと食べることもありますし、農薬や消毒が口に入るのが気になります。

実際のところ洗わないで食べられるのか、ぶどうはどうやって洗うと良いのか?あの白い粉みたいなものは洗わないでも食べられるのか、気になるぶどうについての疑問を、今回解決したいと思います。

チリ産やアメリカ産など外国産のぶどうを洗剤や重曹で洗う方法も、あわせてご紹介します。

ぶどうは洗わない?洗って食べる?

ぶどうは洗わないで食べても大丈夫なのか、特にぶどうに付着している白い粉が気になりますよね。で、ぶどうは洗って食べるのか、洗わなくても食べられるのか、単刀直入に言うと

洗わなくても大丈夫。

農薬、消毒の影響は?というと、日本のぶどうは実がなり始める前に農薬が使われ、その後はひと房ひと房に袋が掛けられます。

袋を掛けることで、防虫、防鳥、防雨、病気防止になるので、ブドウそのものに農薬や消毒が使用されることがないのですね。

ですので、農薬等を気にせず食べられる、という視点ではぶどうは洗わなくても食べられます。ぶどう狩りでは洗わず採れたてを採れたてのまま洗わず食べますし。

ただ、スーパーの店頭に並ぶまでには多くの人の手にも触れているわけですし、多少ほこりも被っていることと思います。

そういう意味では流水でほこりなどの汚れを洗い流してから食べるのがよいです。

流水でほこりなどの汚れを洗い流せば大丈夫と言われても、あの、ぶどうに付着している白い粉のような膜のようなものは何?!と気になりますか?笑

わたしは過去、気になって白いのを房についたままで一粒一粒こすって洗っていました。

中には一粒ずつ房から取り外してばらばらにして洗います!という方もいらっしゃいます。しかし、そんな洗い方では美味しさが逃げてしまって、ただ水っぽいだけのブドウになってしまいます。

ブドウに付着しているあの白い粉のような膜のようなものは、ぶどう自体が分泌する天然物質でブルームと言われる「熟した新鮮なぶどう」の証なのです。ブドウそのものの成分なので、もちろん人体にはまったく悪影響はありません。

ですので、あの白い粉を一生懸命洗い落す必要はないのですね!

ぶどうの洗い方どうやって洗うのが良いの?

購入したぶどうは、ほこりなどの汚れは付着していますが

●ぶどうに農薬が使用されるのは結実前なので実に農薬が付いているわけではない

●結実後は袋掛けされ、雨や害虫、病気等から実を守っている

●白い粉のような膜はぶどうが分泌する天然物質で新鮮な証

なので、

●水を張ったボウルにぶどうを入れて2流水で洗い流す。

これがぶどうの美味しさを逃さず、美味しく食べられる洗い方です。

ぶどうの洗い方、洗剤で洗う?

●流水で洗い流す

これがぶどうの洗い方!という事でご紹介しましたが、ぶどうはいろいろと種類があり、国産の旬なぶどうがない時期には、海外産のぶどうが目につきますね!そこでまた気になるのが、外国産の輸入ぶどうの残留農薬や防腐剤などです。

輸入のぶどうがとてもきれいに店頭に並んでいると、「海を渡ってきたのにこんなにきれいで、きれいに保存するためによっぽど防腐剤が使われているのでは?」

なんて思ってしまう事もあるかも知れません。

しかし、昔と違って輸送技術が良いことや収穫や出荷時期等の調整で外国産のぶどうも、きれいなまま店頭に並ぶことが出来ています。ただ、収穫後に農薬を使用するケースがないわけではなく、残留農薬についての検査が国の厳しい基準で検査されているとはいえ、輸入されるすべてのぶどうが検査される訳ではないので、絶対、と言えるかどうかと考えたときに消費者としては不安が全くないわけではないですよね・・・

海外産ぶどう

外国産のぶどうは皮のまま食べることがほとんどですし、小さな子供も食べる、という場合は特に気になります。

そういったときに、洗剤で洗う方法もあります。洗剤と言っても、アルカリイオン水なので安全に使用できます。

ぶどうを重曹で洗う洗い方もある!

重曹でもぶどうが洗えます。重曹はどのご家庭にもあるかと思います。家にあるものを活用できるのは良いですよね!

重曹でのぶどうの洗い方は、ぶどうがかぶるくらいの水を張れる大きめのボウルに少量(ひとつまみくらい)の重曹を入れ、30秒ほどぶどうをつけておきます。その後流水で汚れと重曹を洗い流します。

重曹でもぶどうに付着している汚れなどを洗う事はできますが、重曹での残留農薬の除去について科学的に証明されている?というと、そうではないのだとか。

しかし、重曹はキッチン周りの焦げ付きや油汚れを、つけておくだけで分解してくれる優れものなので、残留農薬にも良いのね!と理解はできますが。

さいごに

輸入物に限らずですが、野菜や果物など口に入るものの安全性を気にするとキリがないですね。

すべてオーガニックで生産者の顔が見えるもの。という以外では100%信頼して消費するのは難しいのかな・・・と思います。

国内産では流水で、輸入物で気になる場合は信頼できる食品用洗剤、重曹などを活用すると不安も取り除けるので良いかと思います。

そのほか、残留農薬の除去に最も効果的なオゾンなどもあります。オゾンは残留農薬を除去するという事が実証されているので、
あまりに気になって海外のぶどうなんて買えない・・・という場合は、こういったものを取り入れると気にすることなく購入できますし美味しく食べられるのではないかな、と思います。

>>>野菜や果物の農薬やワックス落としにも オゾンバスター



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