手足口病の感染はいつから?ヘルパンギーナとの違いは?

冬はインフルエンザが猛威をふるいますが夏は夏で感染症が脅威となります。

今回は手足口病について、感染時期やヘルパンギーナとの違い、大人への感染についてご紹介します。

手足口病の感染はいつから?

手足口病は、日本では5月頃から増え始め、6月、7月がピークとなる感染症です。

手足口病は2日~5日の潜伏期間を経て発症します。では感染の時期はいつからいつまででしょう?発症して、症状が治まれば感染は大丈夫?!

と思いがちですが、潜伏期間中も、症状が治まっていても実はウィルスは排出されているのです。

手足口病は発症後は4日ほどの高熱と一週間ほどの痛みを伴う水泡が主な症状です。

そして、症状が治まっていても長いと約4週間くらいはウィルスが便と一緒に排出されるのです。

ですから、手足口病は2日~5日の潜伏期間からウィルスの排出が終わるまでおよそ6週間に渡り感染する可能性があるのです。

感染しやすい時期としては、潜伏期間中、発症後1週間の間が最も感染しやすいと言われています。

手足口病とヘルパンギーナの違いは?

ヘルパンギーナは突然高熱が出て、のどの痛みを伴います。

手足口病で熱を伴う場合は全体の10%といわれていますが、その熱も38度程度の熱で1~2日間で治まります。ヘルパンギーナは4日ほど続くことが多いようです。

また、水泡が出来る場所にも違いがあり手足口病はその名の通り口の周り、口腔内、手のひらや足裏などに水泡ができ、痛みがありますが水泡が破れることがないのに対し、ヘルパンギーナは喉の奥に水泡ができ水泡が破れて粘膜がむき出しとなるため強い痛みがあります。

症状が治まった後でも一定期間ウィルスが便と一緒に排出されるのはどちらも同じです。

手足口病は大人にも感染する!?

手足口病は子供の感染病、大人は感染しない!と思っている方は意外と多いかもしれません。

しかし、手足口病は大人にも感染します。しかも、大人の水泡は痛みがあることが多いといいます。また、一度感染していても、ウィルスの型が違えば感染します。

特に疲れているときなど、免疫力が弱っているときは要注意!

さいごに

手足口病の症状は子供より大人の方が酷くなる傾向にあります。

子供が感染している可能性がある場合はしっかりと手洗いしタオルの共用は避けましょう!



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