恵方巻は、いつの間にか節分には欠かせない食べ物となりましたね!
今日はその恵方巻の食べ方のルールと、方角の決め方、豆まきとどちらを先にやるのか、順番をご紹介いたします。
恵方巻の食べ方のルールはこの3つ
恵方巻は、その食べ方について色々と情報が飛び交うようになりました。
例えば
恵方を向いて最後まで1本丸々無言で食べきりましょう!
など言われていますよね。
でも、結局はいろいろなセールスの思惑が込められて恵方巻が広まった。という事もあるのでここではそういったことも考慮しながら恵方巻のルールをご紹介しますね。
恵方巻の昔ながらのルールは4つ!
▶ 恵方を向いて食べる
▶ 7つの具材で太巻きを作る
▶ 太巻きは切ってはダメ!
▶ お願いごとをしながら無言で食べる
恵方を向いて食べる、についてはこの後の記事でご紹介いたしますね。
7つの食材で太巻きを作る、というのは、七福神にちなんで7つの具材とされています。
7つの具材はうなぎの蒲焼、しいたけ、かんぴょう、卵焼き、桜デンプ、きゅうり、高野豆腐などがポピュラーです。
デパートでは超豪華な海鮮恵方巻などが予約販売されたりしますが、昔ながらの太巻きの具材でも、好きものを7つ具材にしてもOKです。そして太巻きは切ってはダメ!です。切ってはダメな理由は「縁を切らない」ため。
それから、お願いごとをしながら無言で食べる!無言で食べるのは巻き込んである福を逃がさないため、と言われています。
しゃべると福が逃げる、と言われています。だから1本食べきるまでは黙々と食べましょう!
という事なのですが、
ここに仕掛け人(関西の海苔屋さんの海苔がもっと売れるように)の思惑が込められているのだとか。(笑)
なので、縁担ぎのために無言で食べる、を実行したとしてもそれは願い事をしている間だけでOKなのです。7つの具材の太巻きはやはりそれなりの太さになりますし1枚の海苔を使うと長さも長いです。
それを黙々と最後までしゃべらず食べきるとなると、願い事どころではない、なんてことにも・・・
のりをもっと食べて欲しい!という海苔屋さんの思いもあっての恵方巻のルールが出来た、という背景を考えてみても、願い事を込めたらその後は普通にみんなで楽しく食べれば良し!ということでよろしいのではないでしょうか?(^^;)
恵方巻の方角はこの決め方!
恵方はその方向に向かって事を行うと万事に吉、とされる吉方なのです。
そして恵方というのは、歳神様が君臨する方角のことでその方角はその年の干支によって決まります。
ですので、毎年恵方の方角が変わるということなのですが
その年の恵方は、スーパーやコンビニでチェックすればOKです!
節分に近くなってくると、必ず今年の恵方は●●●です!と書かれたポップが貼られますからね!※2016年、今年の恵方は「南南東やや南」です。
でも、それっていったいどっち?という感じではないですか?
そこで、恵方巻を食べるときの恵方の方角の決め方、どっちを向けばよいのか?なのですが、
恵方アプリを活用すると便利です。
⇒ 恵方コンパス
⇒ 恵方マピオン
などがあります。
これなら手元に方位磁石がなくても大丈夫です。
恵方巻を食べるときはもちろんですが、縁を担ぎたい時など、すぐに恵方が解ればいろいろと良い方向に進められそうです(^^)
恵方巻と豆まきに順番がある?!
恵方巻は、元々は大阪を中心とした関西の風習がいろいろな思惑や企業の戦略から全国的に広まったものなので、順番にルールはありません。
ただ、先に豆まきして鬼払いしてから家に福を呼び込んだ後で福を巻き込んだ恵方巻を食べながら恵方を向いて幸せが来ます様に、とお願い事をするのがしっくりきますね。
さいごに
日本全国に広まって少しずつ定着してきている恵方巻ですが、コンビニで恵方巻が予約販売されるようになった事に対し
「あー、節分だからね・・・」と、
やっと節分と恵方巻が繋がってきた感じです(^^;)