梅雨の時期は連日降る雨で憂鬱になるのはもちろん、頭痛や肩こりなどに悩まされる嫌な時期でもありますね。でも、なんで梅雨の時期にこういった症状が出てくるのでしょう?
知っておくと、症状緩和につながってくるので、梅雨時期の不調の原因や対処法、頭痛と肩こりに効くツボをまとめました!
梅雨時期の頭痛や肩こりの原因は何!?
悪天候時に体は少なからず気圧の変化を感じますが、自律神経の働きにより調整されその変化に体が適応できているのです。
自律神経とは、体の機能をコントロールしている、心身ともに健康でいるために重要な役割をしている神経です。
しかし、梅雨時期の急激な気圧の低下や気候の変化があると、自律神経には大きな負担になるためコントロールしきれないことが原因で頭痛や肩こり、倦怠感など体の不調となって表れてしまいます。
また、気圧が下がることで脳の血管が膨張します。
すると脳の血管を抑えていた圧力も下がるため、血管が膨張し、周囲の神経を刺激してしまうため、頭痛につながってしまいます。
そしてこの時期の湿気も様々な不調の原因となります。
湿気が多いと、余計な水分を排出できず体内に滞ってしまいがちです。
そのため、血行が悪くなり肩こりなどの症状が出てきてしまいます。
梅雨時期の頭痛と肩こりの対象法は何がある?
自律神経の働きを安定させる!
梅雨時期の頭痛や肩こりなど様々な症状に対処するためには、
自律神経の働きを安定させることがとても大事です。
そのためには、
しっかりと睡眠をとり、バランスの良い食事をし、
適度な運動をすることが一番です。
睡眠することで、脳や体の疲れを取ることはもちろん、ストレス解消のためにも必要です。また睡眠中は人間が健康で居るために必要なホルモン分泌に欠かせない時間です。睡眠不足は免疫力やストレス適応能力も低下させると言います。
しっかり睡眠をとって、脳と体の疲れを取りましょう!
自律神経のバランスを崩す要因の一つに、食生活の乱れがあります。
偏った食生活や不規則な食事を見直しましょう!毎日決まった時間に食事することも大切です。
青魚やショウガ、ニンニク、ネギなど血行促進に役立つ食材も
積極的にとるといいいですね!
➡ 五月病の記事でストレスに強い体を作る食事をご紹介しています。
筋肉を使うと血行が良くなり新陳代謝がアップします。新陳代謝がよくなると余分な水分や毒素の排泄機能も高まります。
一番のおすすめはウォーキング。
日ごろ意識して運動する習慣がないとなかなか大変ですが、一日数十分程度ウォーキングするだけでも違います。
一番はじめやすく体の負担も少ないので、まずは1日30分くらいから始めてみましょう。
また、ウォーキングはうつ病予防にも効果的といわれている、メンタル的な分野でも注目されている運動なのです。
自律神経とも深い関係があるストレス解消にも役立ちそうですね。ウォーキングのほかにも、ストレッチやヨガなども良いですよ。血行が良くなりますし、心身ともにリフレッシュできます。
頭痛や肩こりに効くツボがこれ!
頭痛のツボ
百会(ひゃくえ:頭のテッペンにあるツボ)
⇒ 頭痛にも肩こりにも効果があります
印堂(いんどう:眉とまゆの中間にあるツボ)
⇒ 頭痛やめまい、不眠に効果があります。
四白(しはく:目の中心の下部分の頬骨のくぼみにあるツボ)
⇒ 頭痛のほかに顔のむくみにも効果があります。
迎香(げいこう:小鼻のくぼみにあるツボ)
⇒ ズキンズキンといった痛みのある片頭痛に効果があります。
天中(てんちゅう:首の後ろ側の太い筋の両外側にあるツボ)
⇒ 頭痛や首のこり、肩こりに効果があります。
肩こりのツボ
百会(ひゃくえ:頭のテッペンにあるツボ)
⇒ 頭痛にも肩こりにも効果があります
合谷(ごうこく:手の甲の親指と人差し指が交わる手前の人差し指よりにあるツボ)
⇒ 肩こりだけではなく体全体に効果のある万能のツボです
肩井(けんせい:首の付け根と肩先の中心あたりにあるツボ)
⇒ もみほぐしも効果があります。
ツボ押しは親指の腹の部分で少し強めぐらいでゆっくりと押してください。自分で上手にツボ押しするのはなかなかコツが要ります。定期的に指圧やマッサージなどへ通うのもおすすめです。
まとめ
梅雨時期の頭痛や肩こりなどの体の不調は気圧の変化による自律神経の乱れが大きな原因です。
しっかりと睡眠をとり、バランスの良い食事と適度な運動で自律神経の働きを安定させることで予防できるので、乱れた生活リズムをしっかり整えましょう!
頭痛と肩こりに効くツボもお試しくださいね。