男の子も当然3歳で七五三をするものだと思っていたらお義母さんから、男の子は5歳だけよ!なんて言葉が!
実は七五三は地域によって様々!
今回は3歳の男の子の七五三についてするのかしないのか、写真を摂るタイミングや衣装についてご紹介します。
七五三 男の子3歳は関東ではお祝いしないって本当?
七五三は男の子は3歳と5歳にお祝いするのが本来の七五三です。
平安時代に遡るお話ですが、平安時代は男の子も女の子も生後七日目で産毛を剃り、3歳になる歳まで髪の毛を伸ばすことはなくみんな坊主頭でした。
そして3歳で髪の毛を伸ばす儀式として「髪置きの儀」が行われるのですが、この儀式がのちに七五三の三歳のお祝いとなりました。
しかし、本来の七五三とは違った形でのお祝いが伝わったり簡素化していったりと、現在は地域や家庭により七五三も様々です。
なかには七五三をお祝いしない地域もあると聞きます。また、男の子も女の子も4歳だけお祝いする地域もありますし式場を貸し切って盛大にお祝いするところもあります。
七五三の由来を考えると男の子も3歳のお祝いをするのが本来の七五三ですが、関東では男の子は5歳だけというのが一般的です。
関西の大阪でも5歳だけ、という地域が一般的ですが実は府内でも3歳のお祝いをする地域もあります。
このように様々ですので、3歳の男の子の七五三はしない、というのが正しいという事ではなく、地域の風習に従うかどうか、ということになりますね。
男の子の3歳のお祝いはしない地域でも記念写真の撮影だけはする家庭は多いです。
七五三 写真はいつ撮る?
3歳の七五三はしないとしても、記念写真だけは撮影したい!という親御さんは多いですね!
写真だけの場合は七五三の11月に合わせなくても、都合の良い大安の日が良いでしょう。
11月後半は写真スタジオの混雑も落ち着きつつあり、気候も良いですし、後撮りの割引きサービスがある写真スタジオもあります。
早ければ早いで早割りもありますが2歳、3歳の時期の子供はほんの数か月で体も精神的にもずいぶん違うことがあります。
そのため、遅い時期の方が落ち着いて撮影できたり似合う衣装の幅が広がったりといったこともありますよ。
3歳の七五三のお参りをする場合は、子供の体力的にも、ぐずり防止のためにもお参り当日の撮影だけは避けたいところです。
七五三男の子3歳の衣装は何が良い?被布はあり?
お参りはしなくても、写真撮影をする場合はそれなりの衣装を着させて写真撮影したいと思うのが親心!袴は五歳の衣装だしまだ着せるのに難しい、スーツよりもやっぱり和服が良い!けれど被布は女の子の衣装だし・・・
写真だけとはいえ衣装にはいろいろと悩みます。
しかし、被布は2、3歳時期だけの可愛らしさが引き立ち、着付けも簡単で子供自身も着やすく動きやすいため最近は男の子の被布姿も多く見られ人気のようです。
男の子の3歳のお祝いがない地域では着物店や写真スタジオでの被布の取り扱いがないこともありますが、ネット通販では被布セットのレンタルの取り扱いもあります。
衣装屋さんの写真も参考になりイメージしやすいです。
↑の貸衣装をしている呉服店さんでは、予約状況もわかりやすいです。11月はほぼ予約が一杯ですがいろいろと見て参考にしてどんな衣装にするか判断すると良いです。
さいごに
七五三は同じ市内でも違いがあることもあり隣町は男の子でも3歳でお祝いするのにその隣町は5歳だけ、といったところや式場を貸し切って親族みんな集まってお祝いする、というところもあると聞きます。
ほんとうにいろいろ!地域の風習って面白いですね!