マダニによる感染症の日本紅斑熱とは?症状や治療と予防について

 

マダニ画像

 

マダニによる感染症でのニュースでマダニが原因で人間が死亡してしまうことを今年、知った方は多いのではないでしょうか。

ダニに噛まれたことが原因の感染症には日本紅斑熱がありますが、日本紅斑熱も治療が遅れると死亡に繋がる怖い感染症です。

この記事では日本紅斑熱とは何か、症状や治療、予防法についてご紹介します。

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マダニによる感染症の日本紅斑熱とは?

静岡県東部で高齢の女性が日本紅斑熱で亡くなられました。
日本紅斑熱はリケッチア病原体を持つマダニに咬まれ感染することで発症します。

 

リケッチアとは節足動物の腸管などに寄生している細菌の一種で、ネズミやウサギなどがこの細菌を保有し、それをダニやノミが媒介するのです。

 

リケッチアに感染して発症する病気をリケッチア症と呼ばれますが、日本では日本紅斑熱のほかにツツガムシ病、発疹熱があります。

 

マダニ感染症の日本紅斑熱の主な症状

 

リケッチア病原体を持つダニに咬まれ感染するリケッチア症の日本紅斑熱ですが、症状はツツガムシ病とよく似ていて、

 

●発熱

 

●発疹(紅斑発疹)

 

●咬み口

 

この3つが主な日本紅斑熱の症状と言われています。

 

 

発熱は39℃~40℃と高熱で、何日も高熱が続き、40℃以上の熱が続くこともあるようです。

 

発疹はお米大~あずきほどの大きさの紅斑が身体全体に出ますが、特に手足に多く出2週間ほどで消えます。

 

咬み口は、一見蚊に刺されたあとに掻きむしり、刺された中心にかさぶたが出来たような、そんな感じの見た目です。ただ、日本紅斑熱の場合はそのかさぶたの色が黒く、かさぶたが蚊に刺されて掻きむしった後のかさぶたよりも固く厚いようなかさぶたに見えます。

 

 

またSFTSなどの他のダニ感染症の症状の

 

●頭痛

 

●倦怠感

 

●関節痛

 

●筋肉痛

 

なども日本紅斑熱の症状としてあらわれ、倦怠感の強さについても日本紅斑熱の特徴のひとつとして言われています。

 

 

これらの日本紅斑熱の症状は、2日~8日の潜伏期間を経て紅色発疹のあとに熱(発疹と同時に熱)が出るので、風疹の症状に似ていますが、8日以内またはその近辺でアウトドアレジャーや畑仕事、山登りをした場合には日本紅斑熱の症状の可能性を病院で相談するのが早期治療に繋がります。

 

 

そのほか、日本紅斑熱の症状はツツガムシ病の症状ともよく似ていますが、ツツガムシ病の潜伏期間10日~14日にくらべ日本紅斑熱の潜伏期間は2日~8日と短いです。

 

咬まれてから割と早い段階で発症するので、畑仕事や山登り、キャンプ後に上記の日本紅斑熱の症状が出た場合、ダニが体についていないか、咬まれた跡がないか入念にチェックしすぐに病院を受診し経緯等相談し適切な治療を受けましょう。

 

マダニ感染症の日本紅斑熱の治療について

マダニ感染症のひとつで重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は現時点で特効薬がなく、そのために感染すると死亡率がとても高くなっていますが、日本紅斑熱は血液検査(血清診断、リケッチア遺伝子検出)で診断され抗菌薬の投与が有効です。

 

しかし、症状の原因が特定されず治療が遅れると重症化して1か月、2か月以上の入院での治療が必要となったりたり1%の確率で命に係わる事にもなりかねません。発熱から5日以上経ってしまうと重症化すると言われています。

 

 

日本紅斑熱の治療では有効な抗菌薬があるとはいえ、実は医者が日本紅斑熱を全く疑うことなく初期に全く違う治療が行われてしまう事があり、有効な薬での治療が遅れてしまう事があると聞きます。

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ですので、患者となりうる可能性のある自分自身や家族が、その知識を持ってそれを伝えることが出来るという事が、もし万が一感染しても重症化させないためにもとても大切だな、と感じます。

 

早期治療の場合は3日ほどで解熱するとのことです。

 

マダニ感染症の日本紅斑熱予防方法

 

日本紅斑熱はほかのマダニ感染症と同じく、ワクチンがありません。そのため、予防するには『マダニに咬まれないようにする』これに尽きます

 

少し前は被害がある一定地域でしたが、温暖化でどの地域でも注意が必要になってきているように感じます。

 

 

マダニはどこにでもいるわけですので、野山や河原などでのアウトドアレジャーではもちろん、庭や畑仕事でも肌の露出をせず、マダニに有効なディート配合の虫除けスプレーを服の上からスプレーし、マダニを寄せ付けない対策をして予防しましょう。

 

 

また、野山や河原などでのアウトドアレジャー、庭や畑仕事の後はシャワーを浴び、マダニが体に付着していないか、咬みついていないかをしっかり確認するのがよいです。

 

 

犬やネコなどペットを飼っている際にはペットのマダニ予防もきちんとしましょう。また、野生の動物や野良犬、野良猫にむやみに触れないようにしましょう。弱った野良ネコを世話しようとして咬まれ、マダニ感染症のSFTSにかかり亡くなられた方もあります。

 

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さいごに

 

昨日は静岡県の東部、沼津で日本紅斑熱での死亡のニュースがありました。必要以上に怖がることはないとは分かっていても、やはりこういったニュースを見聞きすると恐ろしいです。

 

 

とにかくマダニに噛まれないように予防するにこしたことはないですね。畑仕事でダニに咬まれる方が多いですが、特にご高齢のかたは異変に気付きにくかったり、重症化する傾向にあります。普段畑仕事や庭仕事が多い高齢者が家族に居る場合は家族が気を付けることも必要と感じます。

 

>>> マダニについての記事一覧はこちら

 

 

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