公園遊びやハイキングにキャンプなどアウトドアの季節はマダニの季節でもあります。
マダニは怖いウィルスを保有している場合もあり
マダニはどんなところにいるのか?
マダニに気を付けるべき期間や予防のためのスプレーなど
事前に知っておくことも最大の予防となります。
マダニはどこにいる?
マダニは日本全国に生息します。
また、マダニは恐ろしい死亡率の高い感染症ウィルス(SFTS・重症性血小板減少症候群)を保有している可能性があるのですが
驚くことにSFTSウイルスを保有するマダニが岩手や宮城など東北や北海道でも確認されているとの構成労働省での調査結果の発表もありますので日本国内どこでも気を付ける必要があると言えます。
ではどんな場所にマダニが生息するのか、マダニが居るのかというと
シカやイノシシが出没するような野山など野生動物がいるような環境に多く生息しています。
その他にもキャンプ場があるような場所や河川敷に公園、民家の裏山、裏庭などの草むらなどなどいつ衣類に付着してもおかしくないようなほどに実はマダニはかなり身近なところに生息しているのです。
マダニにがいる期間はいつからいつまで?
マダニは3月~11月の春~秋に活発に活動されると言われています。
日本も温暖化の影響で暖冬になってきているということを考えるとほぼ1年中注意しておくに越したことはありませんね。
ただ、4月、5月~9月あたりは特にマダニの活動が活発になる反面、薄着の季節でもあるのでそういった意味でも特に注意しましょう!
キャンプなどアウトドアレジャーでは、肌が露出していることがないように足首や首元などにも気をつけましょう。
マダニ予防スプレーで人におすすめなのは?
人間のマダニ予防は肌の露出を控えマダニが付かないように注意するほかに、マダニが活発に活動する4、5月~9月には特にマダニ予防にも効果的なスプレーを活用するのが良いです。
マダニ予防には「ディート(DEET)」という成分が有効と言われています。
【第2類医薬品】医薬品スキンベーププレミアム 200ml フマキラー |
なんとなく「ディート」の響きからハーブ系を連想させますがディートは化学物質でもともとは農薬成分です。
※化学名はN,N-ジエチル-3-メチルベンズアミドジエチルトルアミドという成分で園芸用の農薬としてホームセンターでも販売されています。
一般的に使用されている成分ですが小さなお子様に使用する際はご注意ください。
使用は6か月以上の赤ちゃんで、使用回数にも制限があります。
「ディート」配合の虫よけスプレーはムヒの虫よけムシペールα、ムシペールPSがあります。
※ディートは6か月未満の赤ちゃんへの使用は禁止とされていますのでご注意ください。
また、使用の際は使用回数など注意事項をしっかり確認しましょう。
【第2類医薬品】ムヒの虫よけムシペールα(60mL)【ムヒ】[ムヒの虫よけ ムシペールα 60ml] |
マダニやツツガムシなどの心配が特にない場合は(蚊対策の虫よけスプレーとして使用する場合は)100%ナチュラルのアロマスプレーがおすすめです。
まとめ
完全防備だから大丈夫!とは思わず、ズボンや靴下の上から虫よけスプレーしておくことをおすすめします。
また、虫よけスプレーしているから100%大丈夫、ということもないので念には念をでマダニ対策をしましょう。
帰宅後は屋内に入る前に衣類をしっかりチェックすると良いです。