新茶の時期はいつ?どこの産地がおすすめ?美味しい入れ方とは?

新茶

4月、5月になると、新茶の茶摘みや品評会、初せりなどの話題がニュースになりますね。

新茶が売り出されるこの時期を楽しみにしている方も多いですよね。

新茶の独特なさわやかな香りは、日本人ならだれでも大好きな香りではないでしょうか?

さて、今回はその新茶についてお伝えしていきます。

新茶の時期っていつ?

新茶の時期とは、地域によって多少ずれはありますが、
一般的に4月下旬頃から5月中旬頃までです。

この時期に摘み取られる新芽(お茶の葉)でつくったお茶が新茶で、
その年の一番初めに摘み取られるお茶なので一番茶とも言います。

品質も、新茶(一番茶)が一番良いとされています。

ちなみに、お茶は年に最大で4回収穫されますが、新茶(一番茶)の次は二番茶、

三番茶、四番茶(秋冬茶)と続きます。

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「夏も近づく八十八夜~♪」と、初夏の茶摘みの光景がうたわれた動揺(茶摘み)の
八十八夜とは、立春から数えて88日目にあたる5月2日頃のことを言いますが、この時期のお茶が一番おいしいと言われ、また、八十八夜茶は今年一年の無病息災を願う大変縁起の良いお茶として、贈り物にも重宝されています。

新茶はどこの産地がおすすめ?

日本では静岡県と鹿児島県がお茶の2大産地となっています。次いで、三重県、宮崎県、京都府です。

産地によって製茶方法や味や香りの特徴がありますが、好みにもよりますし、お茶の入れ方によっても変わります。ですので、今回はわたしのおすすめをご紹介しますね。

静岡の牧之原茶(まきのはらちゃ)

牧之原のお茶は深蒸し茶が主流です。それもそのはず、牧之原は深蒸し茶の発祥の地で、また、生産量ももっとも多いのが牧之原です。

深蒸し茶は、普通の煎茶よりも製茶の工程の「蒸し」を2,3時間長くしています。そうすることで普通の煎茶よりもコクや旨みがより引き出され、そのうえ苦み、渋みが抑えられるお茶に仕上がります。

わたしも、牧之原茶のきれいな透き通ったような緑色の割に、深みがあってまろやかな味わいが大好きです。

福岡の八女茶(やめちゃ)

高級茶として名高い八女茶は、全国品評会でも常に上位入賞しています。八女茶も牧之原茶同様に深蒸し茶で、コクと甘みが強いのが特徴です。

また、八女市は高級玉露の産地でもあり、玉露は農林水産大臣賞、産地賞を10年連続で獲得するほどです。

牧之原茶に比べて、後味の甘みが強いように感じます。八女茶はブランド的にも上品な印象があるので、わたしは贈り物に使うこともよくあります。

新茶の美味しい入れ方とは?

新茶の醍醐味はさわやかな香りと旨み、コクです。
美味しく入れられると、まるでお出汁のような旨みとコクを感じられます。

お湯は大体80度から60度くらいに冷まします。品質の良い高級なお茶ほど、温度は低めのほうがお茶の旨みを引き出すことが出来るように感じます。

茶葉は一人で飲むときは5~6グラムくらい、3人で9~10グラムくらいです。

お湯を急須に注いだら、深蒸し茶の場合は30秒から1分ほど蒸らします。
普通煎茶の場合の蒸らし時間は1分~2分程度です。

蒸らしたら、湯飲み茶わんに少しずつ注ぎます。少しづつ順番に注いでいったら、今度は最後に注いだ湯飲み茶わんから注いでいきます。

注ぐ順番が同じだと、お茶の濃さ、味にバラつきが出てしまうので気を付けましょう。

自分だけの場合も、一度に注ぐのではなく、3,4回に分けて注ぎます。

そして、最後の一滴まで注ぎ切ります。最後の一滴に旨みが詰まっていますからね。

さわやかな香りと、お出汁のような旨み、コクが楽しめますよ。苦みがあったほうが好き!そんな方は熱めのお湯で入れるのがおすすめです。

まとめ

新茶の時期は4月下旬頃から5月中旬ごろまでで、八十八夜(5月2日)頃のお茶が最もおいしいと言われています。

おすすめは静岡の牧之原茶(まきのはらちゃ)と福岡の八女茶(やめちゃ)。
新茶は80度~60度のお湯で、ゆっくりと注ぎ、最後の一滴まで注ぎ切りましょう。

お出汁のようなコクと旨みが引き出せたら成功です!



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