ヌカカに効果的な対策と虫除けスプレーで効果があるもの

ヌカカ

春先から秋ごろまで海辺、磯辺、山間部や田園地帯に生息するあの黒い小さな虫、ヌカカ。

ヌカカの正体を知らずにヌカカに刺され、その数週間強烈なかゆみに苦しんだ経験があると、もう二度と刺されてたまるか~となるものですよね。苦笑

しかし、ヌカカ対策しても、自宅に帰った後で赤くヌカカに刺された跡があると、もうガックリ・・・必死にその後はかゆみ対策をすることになります。

我が家も、今後そんなことにならないように、と、今回改めてヌカカに効果的な対策を調べました。

ヌカカに効果的な対策

●ヌカカがいる場所では、肌を露出しないことがまずは一番

長袖、長ズボンが鉄則!

暑い時期の長袖長ズボンは辛いものがありますが、ユニクロのエアリズムなど夏でも快適な素材の長袖や長ズボン、スパッツなどおすすめです。

また、海水浴、磯遊びや川遊びに最適なラッシュガード、ラッシュレギンスが最適です。

女性用はもちろん、子供用、メンズ用と様々あるので揃えておくと良いですよ。

首もタオルやスカーフなどをうまく使い防御しましょう!夏は首に巻くひんやりグッズなどを利用すると一石二鳥です。

●虫よけスプレー、虫除けジェル、クリームでヌカカを寄せ付けない

ヌカカには市販の虫除け剤は効果がない、と言われていますが、何もしないよりは刺される確率は低くなります。

実際、我が家では子供も安心して使える子供用虫除けジェルを使用していますがある一定のヌカカ対策になっています。

その虫除け剤の効果ははっきりしていて、なぜ「はっきりしている」と言えるのか?というと、肌を露出している箇所にしっかりとその虫よけジェルを塗っておくと、その部分はヌカカに刺されることがほぼないのですが、立ち止まって遊び始めたりなんかしてしまう子供は、虫除け剤を塗っていない顔は刺されてしまう。という事があるからなのです。

また、わたし自身も足首まではしっかり虫よけジェルを塗ったのに、足首から下は虫除けしておらずくるぶしの下あたりをヌカカに刺された~なんてこともありました。

ですので、あまり効果がないといわれている市販の虫除け剤でも、ヌカカにそれなりの効果はあると言えます。

ヌカカ虫よけスプレーで効果があるもの

市販の虫除け剤でもヌカカに効果がある、と書きましたが、何でも良いわけではないのです。

実はヌカカに効果的な虫除け成分があるのですが、その成分が

●ディート

●メントール(ハッカ・ミントなどのハーブに含まれる成分)

です。この2種類がヌカカ予防にとても効果的と言われています。

⇒ ディートはどんな成分?

わたしが主に子供と使用している子供用の虫除けジェルはディート配合のものです。

ディートはほとんどの虫除けスプレーや虫除けジェル、クリームに配合されている虫除けの主な成分で、主に蚊やダニの虫除け剤に配合されているアメリカで開発された化合物です。

虫除けとしてはとても効果的で、長時間効果が長持ちするのですが、化合物ですし結構強力な成分のため、日本の虫除け剤はディート濃度を12%までと制限しています。

ディートは日本では12%までの配合と制限されているほかに、使用する際の注意も必要です。子供へのディートの使用は特に注意し使用してください。

⇒ディートを子供に使用する際の注意点

●6か月未満の赤ちゃんには使用しない

●6か月以上でも2歳未満の幼児は1日に1回の使用

(1回のみの使用で、塗り直し不可のとなるためヌカカの心配がある現地での直前の使用がおすすめ)

●2歳以上12歳未満は1日1~3回

●顔には使用しない

(汗で流れた成分が目や口に入る可能性があるため)

●手に使用しない

(手から目や口にディート成分が入らないように)

●長時間使用しない

(使用が長時間になる場合はディート濃度が低いものにする)

●日焼け止めと併用する場合は日焼け止めの上から虫除けを塗布する

●スプレータイプよりジェルやクリームタイプのものが好ましい
(スプレータイプは成分を吸い込む恐れがあるため)

●帰宅後はしっかり洗い流す

●親が管理し、親が塗布する

(子供自身での取り扱いはしないようにする)

●使用上の注意をしっかり確認する

配合割合を制限されたり、使用の際の注意点もあるディートですが、我が家で愛用している虫除けジェルは5%だけのディート配合虫除け剤です。

ディート虫除け子供用

→ 虫よけウォータージェル

子供用のディート配合の虫除け剤は特に配合割合が低めになっています。

色々と注意点はあるものの、こういった配合割合が低いディートの虫除け剤は、子どもでも、特にアレルギーなどの心配がない場合はそれほど神経質にならずに使用できるかと思います。

↑の画像の虫除けジェルを購入した当初、ディートについて後から調べた際に使用するのをためらったのですが、あとで酷い症状になるよりは、と使い始め、今まで特に問題なく使用しています。

ちなみに、ディートを開発したアメリカではなんとディート30%以上の虫除けスプレーがあります。

ディートの濃度が30%と高濃度だと、その虫除け効果もすごく、ヌカカを一切寄せ付けないほど強力な効果なのだと思ってしまいますが、この濃度に対する効果の違いというのは、虫除けの効果がどれだけ持続するかの違いです。

ディート濃度10%で約1時間の虫除け持続効果と言われているので、その持続時間とディート配合割合を把握し、塗り直ししたり、または小さい子供の場合は塗る時間を調節したりなどすると効率的です。

我が家で愛用の5%ディート配合虫除けジェルの虫除け効果の持続時間はメーカーによるとなんと6時間!

汗をかいたりもするので、実際の持続効果は6時間未満になるかと思いますが

なぜディートが5%なのにそんなに効果が持続するの?というと、ジェルが被膜になって徐々にディート成分が揮散するためとのことです。

ジェル状の虫除け剤はおすすめです。

→ 虫よけウォータージェル

この虫除けジェルは香料、着色料、防腐剤、界面活性剤無添加です。すごく伸びがよく、薄塗でも効果はしっかりあるように感じます。

⇒ ハッカ油やペパーミントオイルなどのメントール成分がヌカカ予防に効果あり!

ハッカやミントなどのハーブに含まれるメントールという成分は蚊やブヨ(ブユ)、ハエ、ダニ、ゴキブリを寄せ付けない、虫が嫌がる臭い成分なので忌避効果があるとされています。

虫が嫌がる臭いといえば、レモングラス(シトラールという成分)、ゼラニウム(シトロネラール)などもあり、これらはすべて精油でスプレーを作ることができます。

⇒ 手軽な市販のハッカ油スプレーやハーブの虫除けスプレー

ハーブ100%の虫除け剤は合成剤に比べ、アレルギーなど敏感肌や子供の肌にも安心です。

わたしも、ディートの虫除けジェルと併用してハーブスプレーも愛用しています。材料を揃えて手作りの虫除けスプレーにするのも良いですが、やはり市販品を利用するのが手軽で、わたしは通販に頼りっきりになっています。

⇒ ハーブスプレーの良いところ

●手にもスプレーできる

ディートの注意点でも書きましたが、ディートは手には使用しません。なので、そこはハーブスプレーでカバーしています。

●車の中などでも安心して使用できる

車の中で蚊がブ~ンと飛び交っていて困った・・・という経験はないですか?

スプレーは成分の吸い込みが気になりますが、車にシュシュッとしても天然の香り成分なので安心です。ハッカはリラックス効果もあるのでそういった意味でもかなり良いです。

●衣類の上からスプレー出来るのが良い!

ヌカカはその小ささから衣類をすり抜けるといわれているので、衣類にスプレーしておくとW効果!

●塗る手間が省ける

虫除けジェルやクリームを塗るのはちょっとした手間ですが、スプレーならささっとできるのでバッグやポッケに入れておくとすぐに対応できます。

海辺をお散歩する際などは、すぐ出せるように、わたしはポケットに入れておくこともしばしばです。

⇒ おすすめ通販ハッカ油やハーブブレンドの虫除けスプレー

ハッカ油スプレー

ハーブブレンドスプレー

まとめ

ヌカカ対策はラッシュガードや夏用素材の長袖長ズボンなどで夏でも肌を露出しないようにし、どうしても露出してしまう部分はディートやハッカ・ミントなどハーブスプレーで対策しましょう!

衣類の上からはハーブスプレーで虫を寄せ付けない対策もしておくと良いですよ。

ディートの虫除け剤を子供に使用の際は注意点に気を付けてあげてください。



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