チャドクガの症状と画像と刺された際の応急処置や市販薬について

チャドクガ

突然現れた蕁麻疹と強烈なかゆみ!

なにか変なもの食べたかな?
食にあたって蕁麻疹が出ちゃった!?と思ったら
なんと「チャドクガ皮膚炎」でした!

突然のかゆみや蕁麻疹や湿疹のようなものが出たらそれはチャドクガ皮膚炎かもしれません。

わたしの体験談と併せて、チャドクガの症状と画像、刺された際にやるべき応急処置や市販薬についてご紹介します。

チャドクガにかぶれた際の症状と画像(閲覧注意)

チャドクガの幼虫(毛虫)のように有毒毛があるチョウやガ、毛虫に触れると

突然強いかゆみと蚊に刺されたような、蕁麻疹のような、赤みのある湿疹があらわれます。

人によって症状がそれぞれと言われていますが、被害にあった数分後~2日後に強いかゆみとともに蚊に刺されたような赤い紅斑があらわれるようです。

かゆいからと掻いてしまうと、かぶれが一気に広がってしまいます。

チャドクガ幼虫(毛虫)には毒針毛(どくしんもう)がおよそ30万本もありこの毒針毛は0.1mmとかなり細かく、目に見えないため、知らず知らずのうちに掻きながらかぶれを広げてしまうのです。

わたしの場合、息子と公園で遊んだ夕方、なんだか背中(腰のあたり)が異様にかゆく、

こんなとこ蚊に刺された・・・?!

そう思いながら左手を背中に入れ、我慢できずかゆみに任せて掻いてしまったのですが、これがチャドクガ皮膚炎を広げてしまう原因でした。

何かの拍子に背中にチャドクガの毒針毛が入ってしまい掻くことで毒針毛が手に付着し、その手はもちろん、太ももやわき腹などにもチャドクガ皮膚炎を広げてしまったらしいです。

公園で息子と遊んでいるときは、特に何も気付かず、毛虫を目にすることもなかったのですが直接チャドクガに触れなくても被害に合うのですね。

恐ろしいことに、チャドクガの毒針毛が飛んで来たり、落ちている毒針毛や脱皮殻も変わらず有毒といいます。

その毒針毛がわたしの背中にも降ってきていたらしくなんかかゆいな?そう思ったのが
公園から帰ってきて3時間後くらい。

段々とかゆみが酷くなってきたのがその2時間後くらいでした。

シャワーを浴びたら少し良くなり、困ったときのマルラオイル!ということでシャワー後マルラオイルを塗ったら落ちつき、(かゆみにも効果を発揮してくれました!)

⇒ マルラオイルの記事はこちらです

なんと翌朝までしっかり寝たのですがチャドクガの痒さを知っている夫から『よく眠れたね!』と言われました。

チャドクガは眠れないほどひどいかゆみ、と言います。

しかし当日は眠れないほどの痒みではなかったとはいえ、チャドクガ皮膚炎は背中、腰のあたり一面とわき腹や腕、太もも、ひざにも飛んで、特に腰は気持ち悪いほどの赤いポツポツで覆われていました。

洋服の上から撫でても、皮膚がボコボコで自分でも気持ち悪かったです。

翌朝、診てもらったドクターも「うわ~これは酷いね~」というほどでした。

(実は内側からの蕁麻疹と思って内科の先生に診てもらったので余計かな?)

写真はまだ軽症の腕です。それでも気持ち悪いので閲覧にはご注意を。

チャドクガ湿疹 かぶれ

上記画像の左手は軽症でしたが、背中の腰のあたり一面はお見せ出来ないほどのかぶれ症状でかゆみもひどかったです。

注)クリックすると拡大します。

チャドクガに刺されたら応急処置しておこう!

突然の痒みが、チャドクガ皮膚炎かどうかははじめてだとわからないものです。

しかし、突然の強烈なかゆみと虫刺されのようなポツポツが出現したら、まずはチャドクガ皮膚炎を疑いましょう。

そして、衣服や皮膚に付着しているであろうチャドクガの針をガムテープで取り除きます。

チャドクガの針は目に見えませんので、丁寧に剥がしていきます。

衣服はほかの洗濯物にふれないように念のためビニール袋に入れるなどして隔離し、ほかの物とは分けて洗濯します。

チャドクガの針をガムテープで剥がした後はできれば、すぐにシャワーで洗い流したほうが良いです。

そして、皮膚科を受診するのが良いですが、翌日まで待つ必要がある場合、かゆみや炎症にはムヒなどのかゆみ止めや後ほどご紹介する市販のステロイド軟膏などで対応します。

掻くと、皮膚炎がどんどん酷くなってしまうので、応急処置としてはとにかくチャドクガの針を取り除くことと、かゆみを抑えて極力掻かずに済むようにすることです。

かゆみが治まってもかぶれの症状は酷くなっていきます。

チャドクガ皮膚炎症状の期間などは↓をご参考にしてください。

→チャドクガの症状が広がる!?かゆい湿疹がでる期間や消えない跡について

病院へ行かずとりあえずは市販薬で、という場合は以下の記事をご参考に。

チャドクガのかぶれに効く市販の薬はこれ!

チャドクガ皮膚炎は皮膚科を受診し、医師に適切な薬を処方してもらうことが一番です。

大体はかゆみやアレルギー症状を抑える飲み薬、湿疹やかぶれに効く軟膏が処方されるようですが、酷い場合は注射を打つこともあるようです。

しかし、すぐに病院へ行けない場合はとりあえずは市販薬で対応しましょう。

ドラッグストアの薬剤師に相談すると適切な市販薬を出してくれますが、こちらでもご紹介しておきます。

虫刺されの塗り薬は

▶ 抗ヒスタミン剤

かゆみを抑える抗ヒスタミン成分配合の外用薬

▶ ステロイド外用薬

アレルギー症状や炎症を抑える外用薬

が代表的なものとなります。

チャドクガ皮膚炎の痒みと炎症はかなりひどいので少し強めのステロイド外用薬が良いようです。

炎症を鎮め、皮膚のかゆみや赤みを取る成分のデキサメタゾン吉草酸エステルやベタメタゾン吉草酸エステル配合の軟膏などがおすすめです。

わたしはステロイドとしては少し強めのボアラ軟膏を処方されましたが、同じく少し強めのステロイド剤で市販されているものは

▶リビメックスコーワ軟膏
▶プレバリンα軟膏
▶メンソレータムメディクス軟膏b
▶オイラックスPZ軟膏

などがあります。

▶ ウナコーワエースG 15g

こちらは、毛虫やムカデなどの毒虫によるかゆみや赤み、炎症などの症状にしっかりと効くように成分が配合されていて、2種類の清涼成分でかゆみも素早く治まります。

 ベトネベートN軟膏

こちらは抗生剤含有で掻いてしまった際の炎症や化膿止めともなるので安心です。

非ステロイド系の軟膏には

 スキントールG 15g

 ハイポピーS 20g

などがあります。

▶ ベトネベートN軟膏

や、毒虫に特化した軟膏の

 ウナコーワエースG 15g

いろいろとご紹介しましたが、チャドクガには炎症にも効くこのタイプがおすすめです。

さいごに

病院を受診すると、軟膏のほかにかゆみやアレルギーを抑える内用薬が処方されます。

飲み薬の方がやはりよく効きます!とは言え、朝飲んだ薬の効果が切れるらしく、夕方にはまたかゆみが・・・

しかし、わたしが処方されたボアラ軟膏という湿疹、かぶれの軟膏はかゆみにあまり効果がなく、わたしは途中から蚊に刺されたとき用に常備していた液体ムヒSをぬっていました!ムヒはかゆみにはよく効きます(笑)

家の庭木にチャドクガがー!!!という場合は、下記事も参考にしてください。

●チャドクガの毛虫の駆除方法

●気を付けるべきチャドクガの発生時期

●チャドクガの幼虫対策

について書いております。

→ チャドクガの毛虫駆除方法と発生時期、幼虫対策について



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