秋も深まると気になってくるのがインフルエンザの予防接種!
小さな子供がいると特に気になります。子供が幼稚園や保育園で感染して家族でインフルエンザ・・・なんてことは避けたいですね。
なにより、小さな子供にとってインフルエンザは脅威です。
しかし、そもそもインフルエンザの予防接種は自分の子供に必要か?一回だけの摂取でも良いのか?なぜ2回なのか?などの疑問をお持ちかもしれません。
今回は子供のインフルエンザ予防接種についてご紹介します。
インフルエンザの予防摂取は子供に必要?
インフルエンザの予防接種が子供に必要か必要でないか、結論から言うと必ず必要とは限りません。
それは、予防接種を受けたからといって絶対にインフルエンザにかからない、というものではなく、予防接種はあくまでインフルエンザの予防のひとつに過ぎないからです。
また、厚生労働省によると、乳幼児のインフルエンザの発病防止効果は20%~50%との報告があると書かれています。
予防接種したのにインフルエンザにかかった、ということを耳にすることは少なくないと思いますが、この発病防止効果の数字をみるとなるほど、となりますね。
しかし、予防接種していると発症した際の症状が軽く済む傾向にあることも言われています。
インフルエンザの予防接種を受けてもかかったり、予防接種しなくてもインフルエンザにかかったり・・・でも予防接種していれば重症化は防げる・・・と、いろいろ。
まだ子供は幼稚園に行っているわけでもないしインフルエンザの時期はなるべく家で過ごすようにしているし毎年予防もしっかりしている、という場合はインフルエンザの予防接種の必要性はそれほど高くはなくなります。
子供よりも通勤電車に揺られて通勤するお父さんの方が断然予防接種が必要と言えます。
生活環境やそれぞれのその時々の免疫力や体力、その他のインフルエンザの予防の仕方などなども、感染、発症を左右しますからそういったことも含めて予防接種を受けるか受けないか、
判断するとよいのではないでしょうか。
仮に予防接種したとしても、インフルエンザに掛からないための予防は欠かせません。
インフルエンザの予防接種子供に一回だけで効果ある?
生後6か月の赤ちゃんから接種できるインフルエンザの予防接種ですが12歳までの子供は2回接種しましょう、と言われていることはご存知かと思います。
2回受けなければいけないなら、1回受けたところで予防接種の意味はないの?
もしかして、2回予防接種しないなら予防接種しないのと同じ?
予防接種1回でも効果はあるもの?
こんな素朴な疑問が沸き出てきますが
小児科の先生曰く、1回でも予防接種すれば、それはそれで全く意味がないわけではなく、全くしないよりは予防になる。とのこと。
また、インフルエンザに掛かったことがあるかないか、昨年インフルエンザの予防接種をしたかしないかによってもその1回の予防接種の有効性が変わってくるようです。
インフルエンザの予防接種を昨年受けている場合は今年のインフルエンザの予防接種は1回でも良いとする小児科も実際にあります。
インフルエンザの予防接種子供はなぜ2回?
小児科の先生によっては必要な回数が変わることもあるインフルエンザの予防接種回数ですが、3歳未満の幼児は2回予防接種を受けることで、通常の1回分のワクチン量となります。
3歳以上の13歳未満だと、大人の1回のワクチン量と同じ1回0.5mlのワクチン量となります。
大人と同じワクチン量が1回で接種できるのになぜインフルエンザの予防接種が2回必要とされているか?
それは、大人に比べ子供は抗体がつきにくいため、2回の接種で確実に抗体をつけるためと言われています。
さいごに
インフルエンザの予防手段は予防接種だけではありませんし、予防接種したからといって感染、発症しないわけでもないですし、さらに実費接種ということもありますから、接種するかしないかは迷うところですね!
我が家では、もう少しで3歳になる子供はちょうど1歳になる前の月に1回接種し、その2週間後に2回目を摂取したのがはじまりで、そして私たち親も1回ずつ摂取するようになってからは
これまでインフルエンザに掛かったことはありません。
一方、わたしの姉家庭では3人の子供含めた家族の誰もインフルエンザの予防接種をしていなく、中学生と高校生の子供はインフルエンザにかかり、小学生の子供は全然平気という、そして姉本人もなんとか発症せずに乗り切ったそうです。
予防接種していなくてインフルエンザに掛からなかったその違いは何だったのか!?そこが一番知りたところですが、それがわかれば・・・苦労はないですね!