湿気が多い季節、洋服のカビも注意したいことのひとつ!大事な洋服にカビが発生した日には大ショックですね。
一度シャツなど洋服にカビが発生してしまうと洗濯しても保管しているうちにいつの間にかまたカビが発生していた・・・なんてこともあります。
今回は洋服のカビの原因とカビ防止対策、取り方をご紹介します。
洋服にカビが発生!原因は何?
ホコリや食べかす、洗剤の洗い残りなどなど、洋服やタオルなどにもカビの栄養となるものはいくらでもあるので湿度さえあればカビは洋服にだって、タオルにだってすぐ発生してしまいます。
具体的に洋服にカビが発生してしまう原因を挙げると、以下のようなものがあります。
▶ 濡れたスーツなどを十分乾かさないでクローゼットに仕舞う
▶ 汗でぬれたシャツやタオル、汚れた洗濯物をすぐに洗わないで放置する
▶ いつも洗濯物は部屋干し
▶ クローゼット自体が湿気ている
▶ 洗濯機の掃除をしていない
湿気の多い梅雨の時期は気を付けていても、ちょっとしたことでカビは発生してしまいますから、しっかりと洋服のカビ防止対策をしましょう。
洋服のカビはどうやって防止する?
洋服のカビはしっかり防止すれば防ぐことが出きますから、ぜひカビ対策をして洋服にカビを寄せ付けないようにしましょう!
▶ スーツなど濡れたまま、湿気たままクローゼットに仕舞わない
除湿器があれば一番ですが、扇風機の風を当てるなどしてしっかりと乾かしましょう。
▶ 濡れたり汚れたりした洋服を洗濯籠などに放置しない
汗でぬれたシャツをそのまま洗濯カゴに放置せず、洗濯するまではハンガーにかけて乾かしておきます。こうしておくことで菌の増殖を防ぎ洗濯物の嫌な臭いも防止できます。
▶ 部屋干しでもしっかりと乾かす
部屋干しでの生乾きのままタンスやクローゼットに仕舞うのは要注意!タンスやクローゼット自体が湿気てカビが発生しやすい状態となってしまいます。
部屋干しの際も除湿器や扇風機を利用して洋服をしっかりと乾かしてから仕舞いましょう。
▶ クローゼットやタンスの除湿対策をする
クローゼットやタンスに衣類を沢山詰め込んでいるのも要注意!先ほども書いた通り!湿気の多い梅雨の時期はタンスやクローゼットにもカビが発生してしまいます。
できるだけ隙間をあけて衣類を吊り下げたりしましょう。
また、お天気の良い日などは扉を開けて湿気を逃がすこともカビ予防となります。扉や引き出しを全開にして除湿器をかけるのが理想です。
▶ 洗濯槽の掃除(カビ対策、除菌)をする
洗濯機は意識して洗濯槽のお掃除をしていないと、実はカビだらけ・・・なんてこともあります。ハイターや洗濯槽のカビキラーなどで、洗濯機もきれいにしておきましょう。
洋服に発生してしまったカビの落とし方
白地で無地の合成繊維のシャツなどはカビキラーを使用します。
カビキラーを直接カビにプレーすると、スプレーしたそばからカビが薄まってきます。
時間を置きすぎると生地が傷んでしまうので、カビが浮いてきたら時間を置かずによくすすいで、その後洗濯機でいつも通り洗濯します。
生地が綿や木綿、麻などの場合は、カビキラーは使えません。また、色柄物の場合もカビキラーは使用できないのでワイドハイターと重曹を使用します。
洗面所に50度くらいのお湯を溜め、ワイドハイターをキャップに半分くらいと重曹をスプーン1杯くらい入れて30分ほど置いたらじゃぶじゃぶとつけ置き洗いします。その後、普通に洗濯機で洗います。
カビの根が深い場合は、落ちたように見えても湿気が多いとすぐにまた発生するかもしれません。洋服のカビを取り除いてきれいにした後も、カビの防止対策はしっかりと行ってくださいね!
さいごに
わたしは、以前スーツにカビが発生して、スーツだったのでクリーニングに出したのですが、その後一度も着ることなくクローゼットに仕舞いました。
でも、いざ出してみるとまたカビが!なんてことが何度かありました。クリーニングに出しては着ていないのにまたカビが生え、そしてまたクリーニングに・・・と。
カビ取りコースでクリーニングに出しても、完全にカビの根を取るのは難しかったようです。
カビがきれいになってもその後の環境も大事です。
特に一度カビが生えてしまった洋服は気を付けましょう